「長期金利が3%に……」
そんなニュースを見て、
「住宅ローンの金利も上がるの?」
「今から家を建てるのはやめたほうがいいのでは?」
「若いうちにマイホームを持ちたいけれど、毎月の返済が心配……」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実際、住宅ローンを取り巻く環境は、これまでとは大きく変わってきています。
しかし、私たち株式会社エリゼは、住宅を検討されている方に、あえてお伝えしたいことがあります。
「金利が上がったから、家を建てるのを諦める」必要はありません。
大切なのは、
「今の金利が何%か」だけではなく、「自分の家計に合った借り方をすること」
です。
■「家を建てるのはバカらしい」というニュース。本当にそうでしょうか?
最近は、
「住宅ローン金利が上がって、家を建てるのがバカらしくなった」
というような声も聞かれます。
確かに、金利が上昇すれば住宅ローンの返済額は増える可能性があります。
例えば4,000万円を35年間借りる場合、金利が違えば毎月の返済額は大きく変わります。
だからこそ、
「できるだけ低い金利で借りたい」
と考えるのは当然です。
しかし、住宅は株式や投資商品とは違います。
「金利が一番低くなるまで待つ」という考え方だけでは、住宅購入のタイミングを逃してしまう可能性もあります。
土地価格や建築費、人件費、資材価格なども変動します。
「金利が下がるまで待っていたら、今度は土地や建物の価格が上がってしまった」
ということも十分に考えられます。
つまり、
住宅購入では「金利」だけを見るのではなく、土地・建物価格、家賃、収入、将来の家族構成などを総合的に考える必要があります。
■では、変動金利と固定金利、どちらがいいの?
これは非常によく聞かれる質問です。
結論から言えば、
「どちらが正解」というものではありません。
ご家庭の収入、貯蓄、借入額、返済期間、将来の収入見込みによって変わります。
【変動金利が向いている方】
・現在の返済額をできるだけ抑えたい
・収入にある程度余裕がある
・将来的に繰上返済を考えている
・金利上昇に対してある程度対応できる
・借入額を無理のない水準に抑えている
こうした方には、変動金利が選択肢になります。
変動金利の最大の魅力は、一般的に固定金利より低い水準からスタートできることです。
ただし、
「今の金利が低いから安心」ではありません。
将来金利が上昇した場合には、返済負担が増える可能性があります。
そのため、
「金利が上がっても返済できる住宅ローン額にしておく」
ことが非常に重要です。
■固定金利が向いている方
一方、
・毎月の返済額を一定にしたい
・将来の金利上昇が心配
・教育費など、今後大きな支出が予定されている
・家計を長期的に安定させたい
・「金利上昇のことを考えながら生活する」のが嫌
という方には、固定金利が向いています。
固定金利の最大のメリットは、
「将来の返済額を見通せること」
です。
例えば「毎月○万円なら無理なく返せる」と家計を組み立てた場合、金利上昇によって返済額が増えるリスクを抑えることができます。
代表的な全期間固定型の「フラット35」は、借入時に返済終了までの金利が確定する仕組みです。2026年9月現在、21~35年の最頻金利は年3.46%ですが、住宅性能や家族構成などの条件によって金利引下げを受けられる制度もあります。
■実は「変動か固定か」より大切なことがあります
私たちが住宅購入のご相談を受ける中で、最も大切だと感じるのは、
「いくら借りられるか」ではなく、「いくらなら無理なく返せるか」
です。
銀行が4,500万円貸してくれるからといって、
「4,500万円借りなければならない」
わけではありません。
反対に、
「金利が怖いから、家を建てること自体を諦める」
必要もありません。
例えば、
「借入額を少し抑える」
「土地と建物の予算配分を見直す」
「住宅性能を上げて将来の光熱費を抑える」
「頭金をどこまで入れるか考える」
「変動金利を選んで、将来の繰上返済資金を準備する」
など、いろいろな方法があります。
■「金利が上がったから家を諦める」のではなく、住宅ローンを上手に選ぶ
住宅ローンは、
「変動金利だから正解」でもなければ、「固定金利だから安心」という単純なものでもありません。
例えば、
変動金利+繰上返済
という考え方もあります。
低い金利でスタートし、金利上昇があった場合には、貯蓄や収入の増加に応じて繰上返済を行う。
一方、
固定金利+安心を買う
という考え方もあります。
多少金利が高くても、
「35年間、住宅ローンの金利を気にしなくていい」
という安心感を選ぶ方法です。
どちらが正しいかではなく、
「自分たちの生活には、どちらが合っているのか」
を考えることが重要です。
■若い世代の方に、私たちが伝えたいこと
住宅価格も上がり、住宅ローン金利も上昇しています。
確かに、今は住宅を購入するには簡単な時代ではありません。
しかし、
「だから家を建てない」
という結論を急がないでください。
30歳で家を建てれば、35年ローンでも65歳で完済できます。
35歳なら70歳。
40歳なら75歳です。
もちろん、無理な住宅ローンを組むことはおすすめしません。
しかし、
「自分たちの収入で無理なく返済できる金額」をきちんと計算したうえで家を建てるのであれば、金利上昇だけを理由にマイホームを諦める必要はありません。
むしろ若いうちに住宅を取得することで、
「家賃を払い続ける生活」から
「将来、自分たちの資産になる住まい」
へと変えていくこともできます。
■家を建てるなら「金利」だけでなく「総額」を見てください
住宅購入で大切なのは、
住宅ローンの金利が何%か
だけではありません。
例えば、
・土地はいくらなのか
・建物はいくらなのか
・諸費用はいくらなのか
・毎月の返済額はいくらなのか
・固定資産税はいくらくらいか
・将来の修繕費はいくら必要か
・子どもの教育費はどうするのか
・車の買い替えはどうするのか
こうしたものをすべて含めて、
「この家に住みながら、家族が幸せに暮らせるか」
を考えることが大切です。
住宅ローンは「借りられる額」ではなく、
「生活を楽しみながら返せる額」
で考えましょう。
■それでも「今、家を建てるのは怖い」という方へ
私たち株式会社エリゼは、不動産会社として、住宅を「売る」ことだけを目的にしているわけではありません。
家を買った後に、
「ローンが大変になってしまった」
「思っていたより生活が苦しくなった」
ということになってしまっては意味がありません。
だからこそ、
「本当にこの予算で大丈夫なのか?」
というところから、一緒に考えることが大切だと思っています。
「変動金利と固定金利、どっちがいい?」
「自分の年収なら、いくらくらいの家なら無理がない?」
「土地と建物を合わせて、どこまで予算をかけていい?」
「今建てるべき?もう少し待つべき?」
こうした疑問があれば、ぜひ一度ご相談ください。
■最後に――家を建てることを、金利だけで諦めないでください
金利が上がる。
物価も上がる。
住宅価格も上がる。
ニュースを見ると、不安になる材料はいくらでもあります。
でも、家は「金利だけを見て買うもの」ではありません。
家族が安心して暮らす場所。
子どもが成長していく場所。
家族の思い出をつくる場所。
そして、将来に残していくことのできる資産でもあります。
だから私たちは、
「金利が上がったから、家を建てるのを諦めよう」
ではなく、
「金利が上がった今だからこそ、自分たちに合った住宅ローンと予算をしっかり考えよう」
とお伝えしたいと思います。
変動金利でも、固定金利でも構いません。
大切なのは、
「自分たちが無理なく返せる住宅ローン」を選ぶこと。
そして、
「家を建てたい」という気持ちを、数字だけで諦めないこと。
株式会社エリゼは、土地探しから住宅購入、住宅ローンのご相談まで、皆さまのマイホーム計画を一緒に考えていきます。
「いつか家を建てたい」
そう思っている方は、まずはお気軽にご相談ください。
一緒に「無理のないマイホーム計画」を考えてみませんか?
※本記事は住宅ローンについての一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品や借入方法を推奨するものではありません。実際の金利・融資条件等は金融機関によって異なります。住宅ローンをご検討の際は、金融機関等へ最新の条件をご確認ください。