土地の価値は5つある?

2024/08/15 ブログ

土地には公示価格、相続税路線価、基準値価格、固定資産税評価額、実勢価格の5種類があります。これを一物五価といいます。同じ土地の価格なのに、それぞれ金額が違います。公示価格は3月下旬に発表され、国土交通省が土地の評価をします。公示地価は都道府県が評価をして、9月下旬に発表されます。路線価は相続税を算出する為の評価方法です。固定資産税評価額は固定資産税、都市計画税を算出する為の評価になります。実勢価格は実際の不動産取引きの価格です。実際に不動産取引を行ううえで重要なのは、過去の実勢価格の成約事例です。地域によっては、実勢価格の成約事例がなかったりするので、そういう場合は、公示価格や基準値価格、固定資産税評価額を参考に実勢価格を決めて取引をするケースもあります。実勢価格は公示価格の1.1~1.2倍になりますので、実勢価格の成約事例及び公示価格から算出した実勢価格を比較検討して土地の売却価格を検討したりします。ネットでもすぐに検索できますので、所有している土地のそれぞれの価格をチェックしてみてはいかがですか?