山奥の不思議な神社を知っていますか?

2023/11/30 ブログ

11月22日の夜、孫が「巫女の舞」に参加するとのことで、南アルプス市にある「高尾穂見神社」の夜祭りに行ってきました。櫛形から伊奈が湖に向かって山道を車で走らせること15分、櫛形山中腹標高800Mにある高尾集落にある神社です。実は平安時代からの歴史があり、全国の神社一覧がまとめられた千年以上前の書物に載っているとのことです。昔は五穀豊穣、養蚕守護の神として信仰されていました。今は商売繁盛の神として県内外から人々が訪れる珍しい神社のようです。
昔は山梨交通電車(ボロ電)に乗り、櫛形町倉庫町駅で下車して高見穂見神社を目指して山道を登り参拝したとのことらしい。。。徒歩で100分かかったそうです。
夜祭では巫女の舞と神殿楽で約20個の面を被って、其々の題目で舞う「大々神楽」の舞が行われます。
もう一つ、この神社の有名なものとは「資本金貸し」です。お金を借りた商売人が倍にして返したとの風習より
商売繁盛の神として今も信仰が続いているようです。
今は奉納する金額により違いますが、最低額の2千円を
納めると、新札の千円と百萬圓と書かれたお札をいただけるようです。今年も県内外からこの札を求めて参拝された方が多かったようです。

只今、この集落には2軒の家があり、住み続けているようです。この日だけは何百倍の人々で賑わい、ぽつんと一軒家ではなかったようです。
でも凄いところに住んでるですね。一度探検してみては?